学研ゼミはサービスが終了となりました
本で新しい世界に触れて想像力を広げてほしい。
読書で知識を増やしたり探究心を持ってほしい。
本が好きな子供になってほしいというのは、親なら誰もが願うことですよね。
でも現実は、ゲームやYoutubeばかりで全然本を読んでくれなかったり、そのうち塾や習い事で忙しくて本を読む時間がなくなってしまったりもします。
「どうしたら本が好きな子供になってくれるんだろう?」
と悩んでいる親御さんにおすすめなのが、子供向けの電子書籍読み放題サービスです。
今まで電子書籍といえば、Amazonなどで1冊ずつ購入するもの、しかも子供向けのものは種類が少ない、というのが定評でした。
ところが学研が2016年7月に始めたオンライン学習サービス「学研ゼミ」には、子供向け電子書籍の読み放題コース「学研図書ライブラリー」というものがあるんです。
しかも月額500円!
学研の学習まんがや図鑑、児童文学などが、月500円のワンコインで読み放題という、大変おとくなサービスです。
そこで電子書籍のメリットや、学研図書ライブラリーはどのようなサービスなのかなど、詳しくご紹介します。
子供の読書習慣を育てるのは簡単じゃない
本が好きな子供になってほしいと願っていても、簡単そうに見えても実はとても難しく、親にとってはかなり負担が大きいことだと思います。
本を与えるだけで自然に読書好きになる子供はごくわずか、大抵は親が子供が本を好きになるように働きかけ続けないと、子供の読書習慣は身につきません。
でも赤ちゃんの頃から絵本を読み聞かせて、子供の年齢に合わせて興味を持ちそうな本を選んで揃えて、一緒に図書館に付き合って本を借りて返して……というのは、誰にでも出来るようなことではありませんよね。根気や時間、本を買い揃えるお金も必要です。
特に共働きの家庭には、その方がいいとは解っていても、そうしてあげたいと思っていても、忙しくてなかなか出来ないことだと思います。
さらに学習障害や発達障害の特徴で文字を読むのが苦手な子供の場合は、本を揃えてあげても積極的に読もうとしません。子供自身に「面白そう、これなら読めそう」と思える本を選ばせようとしても、発達障害の子供にとっては図書館や本屋さんに並んでいる数多くの本の中から、自分で本を選ぶ行為自体がとても難しかったりします。
電子書籍のメリット
そこでおすすめなのが電子書籍です。電子書籍には紙の本と比較すると様々なメリットがあります。
手軽に購入・ダウンロード出来てすぐに読める
図書館に行ったり、Amazonの配達を待ったりすることなく、思いついたらすぐに読めます。
かさばらないので収納場所が必要ない
子供は年齢と共に適している本の種類がどんどん変わっていくので、あっという間に本棚が埋まってしまいますし、古本屋さんで処分をするのも一苦労です。その点、電子書籍は場所をとらずに処分にも困りません。
持ち運びが楽、外出先や旅行先にも持って行ける
外出先にも持っていけば、空いた時間を有効に使えます。家族でお出かけしても子供は3DSばっかりやってる……ということも減ります。
大型本でも軽くて読むのが楽
図鑑など大きな本は、小さな子供にとっては扱いが難しいです。電子書籍なら大型本でも楽に読めます。
失くさない、カバーと本体がバラバラになったり、破れたりしない
ADHDなど発達障害の特徴のある子供は、本のカバーを無くしたり汚したりしやすいため、紙の本よりも電子書籍がおすすめです。データが残っているかぎり失くなりませんし、本を破いてしまったりすることもありません。
文字の拡大や、iPadの読み上げ機能で、読字のサポートができる
文章を読むことが苦手な学習障害など発達障害の子供は、紙の本を読むのは苦手でも、電子書籍なら読めるという場合も少なくありません。また音声読み上げ機能を使えば、漢字の読みで詰まることもありません。ぜひ電子書籍を取り入れて、お子さんの世界を広げてあげていただきたいです。
学研ゼミとは?
学研ゼミとは、学研が2016年7月に始めたオンライン学習サービスです。
「幼児~中学生を対象とした“熱中できるまなび”のポータルサイト」と銘打っているとおり、様々な学習用コンテンツが揃っています。
学研図書ライブラリーもその中の1つで、他にはドリルや動画配信、子供向け新聞など7種類(2016年12月現在)のサービスがあり、子供のタイプや興味の範囲によって選べます。
子供の教育に関しては歴史のある学研のサービスなので、どのコンテンツも品質が高く、安心して利用できるのがとても魅力です。
学研ゼミの利用料金は?
それぞれ月額500円のお手頃な価格で利用できます。
年額にすると6,000円ですが、月に1冊本を買ったり、図鑑を揃えたりすることを考えると、やはりとてもお得だと思います。
全てのサービスが初月無料なので、気軽にお試しできます。
学研ゼミが提供している学習用コンテンツ
学研図書ライブラリーと、学研ゼミの7種類のサービスの中で、当サイトが特におすすめするものをご紹介します。
学研図書ライブラリー
学研が出版する書籍から厳選した、600冊以上の電子書籍が読み放題サービスです。
配信されている書籍には以下のようなものがあります。
- 歴史や科学に関する「学習まんが」
- 朝の読書習慣を身に付けるのに最適な「10分で読める」シリーズ
- 名作児童文学の長編読み物
- 大人気『なぜ?どうして?科学のお話』シリーズ
- 「中学生の理科 自由研究 完全版」「ビジュアル理科事典」などの図鑑・事典
学研の学習まんがや児童書を買おうとすると、1冊¥1,000前後になります。
学研図書ライブラリーなら月500円で読み放題なので、月に1冊本を買うよりも断然お得です。
学研ジュニア新聞
朝日小学生新聞、朝日中高生新聞から厳選した記事が、毎日読めるサービスです。
家族や学校での友達とのコミュニケーションのきっかけ作りになる他、中学受験を考えているご家庭には、時事問題の対策としてもおすすめです。
1週間分の記事は、新聞形式にまとめてダウンロードできます。
テレビのニュース番組は、時に子供にはあまり見せたくない不適切なニュースも流れますが、学研ジュニア新聞なら、そういう意味でも心配もありません。
朝日小学生新聞は月額1,769円、毎日小学生新聞は月額1,580円です。
そちらと比べると、学研ジュニア新聞は月500円と、とてもお得に小学生・中学生用の新聞が購読できます。
学研デジタル百科事典+
小学生・中学生向けの辞典と百科事典・図鑑や映像資料が、使い放題のサービスです。
- 小学生向けの国語・漢字辞典、英和・和英辞典
- 中学生向け英和・和英辞典
- 学研ニューワイド学習百科事典
- 「中学生の理科 自由研究 完全版」「ビジュアル理科事典」などの図鑑・事典
以上の辞典・図鑑がいつでも好きな時に使えます。
また、百科事典には音楽や動画など、より学習が深まるコンテンツが含まれていて、低学年の子供でも分かるよう漢字にはふりがながついています。
小学校中学年から始まる、調べ学習や自由研究にぴったりのサービスです。
百科事典は1冊が3,000円前後もするので、全てを揃えようとするとかなりの出費になります。
学研デジタル百科事典+は、月500円でとてもお得に利用できる上に、紙の百科事典と比べて、軽くて保管場所もとりません。
他の電子書籍読み放題サービスはどうなの?
Amazonで、月額980円で電子書籍が読み放題のKindle Unlimitedが始まったことから、電子書籍の読み放題サービスは今後どんどん増えていくと思われます。
大人の書籍が揃っているサービスの方が、種類も豊富で家族全員で使えて良さそうに思えるかもしれませんが、子供に与えるのは注意が必要です。
なぜならKindle Unlimitedをはじめとする大人向けサービスは、成人向けのアダルト書籍も読めてしまうからです。年齢制限はない、もしくはないに等しいため、子供でも簡単に成人向け書籍にアクセスできてしまいます。気をつけないと子供が知らない間にエロ本を読み漁っていた……なんていうことにもなりかねません。
電子書籍を子供に読ませたい場合は、品質が確かで安心して利用できる、学研ゼミのような子供専用のサービスをおすすめします。
まとめ
月額500円で電子書籍の読み放題や、小中学生向け新聞の購読、百科事典や図鑑が利用できる、学研ゼミをご紹介しました。
全て利用しても月1,500円です。
学研の学習まんがや図鑑を、価格面やスペース面で購入できずにいたご家庭や、中学受験を考えているご家庭、学習障害の子供に読書をさせてあげたいご家庭、子供にはゲームやYoutubeではなく本を読んで欲しいご家庭など、ぜひお試し利用してみてくださいね!